『乞食たち』

『1日の終りに』でも思ったんですが、どうして韓国の乞食ってこんなに怖いんですか！
なんだか鬼気迫り過ぎてて…、怖い…。

メンバーの中に一部マツコさんがいたりしますが、慶祝公演の時も姉と「なんか怖いよね～」って話してました。

悲惨さが身近にあるからなんでしょうか？
でも、路上生活者なら日本にもいるし…？

ただ、乞食が怖いことで、現状を何とかしようと革命へと傾斜する学生たちの行動に納得できたのは確かです。

『Stars』

日本の吉原ジャベの『Stars』も良かったですが、ジュンヒョンジャベも良かったです～

なんか一瞬、魂持って行かれそうになった、私。
たぶん、聞いてるとき口をぽか～んと開けてましたね、危ない危ない。

決してパワーで押してくる感じではないのに、なんなんですかジュンモさまもですが母国語で歌うと魅力が3割増しぐらいになるんですかね？

ジュンヒョンさんに女性ファンが多いのも納得～
カッコいいですも～ん。
額にふとかかる髪が素敵に見えました～。

この人を惹きつける魅力、ジョンハン先生に通じるものがあるような気が…。
これは、韓国の中では音響がイマイチと言われる啓明やブルースクエアではなく、音響が良い芸術の殿堂で一度聞いてみたいです。

しかし、私って、「すごい→尊敬」の方と、「すごい→キャーキャー♪」の方と、感動した時2つに分かれるのはなぜなんでしょう？(ﾟ∇ﾟ ;)?

キム・ジュンヒョンさんはこんな方です。

『ABCカフェ』から『プリュメ街』

ABCの友、一人一人がなんか濃かったです。

自己主張が強いというか、アンサンブルにも主役予備軍が大勢いるわけですから、演技が濃くなるのも当然なのかもしれません。

もう、革命する気満々、張りつめた空気が流れていました。
日本の体育会系のノリとはずいぶん違いましたよ。
だから、恋するマリウスがちょっと浮いてしまってました。

ただ、最初、グランテールが酒瓶持ったただのおっさんなのが納得できませんでした～。

しかし、酒瓶取り合ってじゃれあっているこのおっさんが、後でやってくれるんですよ～。



ユン・ソホさんのマリウスは、ズバリ純情熱血マリウスでしたね～
 
エポの気持ちを読めないのは日韓どちらも同じ。
でも、まったく1ミリも読めてない感がね～。

こんなイケメンだから許すけど…。




プリュメ街では、窓に小石を投げた後、イ・ハギョンコゼットがバルコニーに出てくると、手を大きく広げて愛を送る、それでも足りないとさらに送るんです～。

これには会場からくすくす笑いが起こってました～。

そして、コゼットが下りてくる間、余裕でネクタイを直すところを見ると、まったくフラれるなんてことは考えてないんでしょうね。

そのハギョンコゼットも、 大好きという気持ちのまま駆け下り、勢い余って駆け抜けるからユンマリウスが一瞬ハギョンコゼットを見失いましたからね…。

コゼットが駆け抜けるから、立ち位置逆じゃんって…。

この二人、裏庭に行っても、絶対おしゃべりに夢中でキス以上していない気がします。
二人とも純情可憐で、ちょっとも邪なところがないって感じなんですよ～。



一方、パク・ジヨンエポは薄幸な感じで、日本で言えば綿引さやかさんタイプかな。
マリウスからもらったコイン、哀しげに投げちゃうし…。
韓国でも人気の方ですが、日本人にも受け入れやすいエポだと思います。
 

『バリケードを築く』

バリケード、さすが全員兵役済みだけあって、銃の扱い方に慣れてます
銃声でしゃがむ時も、ビビってしゃがむのではなく、攻撃に備えてしゃがむんですね


ガブローシュが撃たれる時。

バリケードの上で片手を突き上げるガブローシュ、その手前にガブローシュの生還を喜んで両手を広げるミン・ウヒョクアンジョルラス、そして一番手前で歓喜するグランテールが一直線に並ぶんです。

中央で観たのでそれがよくわかりました。

ガブローシュが撃たれた直後、その場にくずおれるグラン。
逆光なので表情はわかりませんでしたが、その悲嘆がすごく伝わってきて…。

この3人の関係性が、このシーンでハッキリわかったような気がしてめちゃくちゃ衝撃的でした。

このシーン、ぜひ菊地まさはるさんにやってもらいたい
菊地まさはるさんが演じたら、きっともっとカッコ良くなると思います

ウヒョクアンジョが最後にバリケードに立つ時も、直前でガッチリ手を握り合って、さっきまで酒瓶持って酔っぱらっていたおっさんが、なんでこんなにカッコよく見えるんですか～。

グラアン尊い～～～｡ﾟ(ﾟ´Д｀ﾟ)゜｡ｳｧｧｧﾝ



＜＜その３に続く＞＞