噂の二人!
お花さまこと花總まり×熱い男井上トートに会う!!
キャストお花さまこと花總まり×熱い男井上トートに会う!!
エリザベート 花總まり
トート 井上芳雄
フランツ・ヨーゼフ 田代万里生
ルドルフ 古川雄大
ゾフィー 香寿たつき
ルキーニ 山崎育三郎
1階B列から鑑賞
こんにちは連理です。
7月20日、夜の部はお花さまエリザベートでした。
昼の部の備忘録はこちら
★井上トートの胸ズッキュンと消えた小鳥
観劇する時、どのブロックで観劇するかは悩むところですよね。
今回、マチソワともに下手で観劇したのですが、めちゃくちゃ上手の方々がうらやましかったです。
トートとルキーニが左右の階段に出て歌う時、下手はルキーニ上手はトートだったんですが、井上トートに客席の女性が胸ずっきゅんされてました~
それを見ていた私もずっきゅんされたかも。
目の前に育ルキーニがいるのに見とれてしまった…。
ごめん気づかないで~
って、怒られますね、すいません…。
それに、ルキーニの小道具の小鳥も上手客席に消えていき、慌てた育ルキーニと客席とのやり取りがすっごくうらやましかったです~
トートの登場は下手側センター通路だったので、2回ともわあ~と思いながら見てました。
『キッチュ』の時は上手側の方がマグカップもらってたりして、もううらやましいったらありませんでした。
ルド人形はあげるふりだけ~、あれはあげられない小道具なんでしょうかね。
偽スイスフランだけでも欲しかったなあ~
★まるでアルバムのようなアレ…
前回、セットの中で真っ直ぐなものがないと書きましたが、一つだけ真っ直ぐなものがありました。
それは、幕の代わりの上がったり下りたりしていたアレ!!
巨大なアレは、くすんだブルーで王冠があしらわれたEが中央にあり、そのビジュアルはアルバムの表紙のようでした。
そこから人が現れたりするので、まるで昔の絵物語を見ているような気分でした。
アルバムをめくるのは誰なのでしょう…。
『私だけに』で登場する壁にも王冠があしらわれたEが描かれていました。
これを滑り台と言っていた方がいました。
確かに、見た目はバラエティーに出てくる罰ゲームのようでしたが、あの壁は明らかに墓碑だと思います。
あそこから滑り落ちたなら即、死が待っているのでは…。
シシィはギリギリのところで『私だけに』を歌っているんですね。
★レジェンド、お花さまエリザベートに参りました!
花總まりさんといえば、宝塚初演の『エリザベート』でタイトルロールのエリザベートを演じられた方です。
レジェンドと呼ばれるのにふさわしい方。
それなのに、なぜ少女の時は少女にしか見えないんですか
結婚直後は初々しい新妻にしか見えないし、勝利後は威厳のある皇后にしか見えません。
気品に満ちたエリザベートでした
これぞパーフェクトといった感じ~
決して、歌い上げるタイプの方ではありませんが、その存在自体がエリザベートです。
『私だけにリプライズ』のエリザベート・トート・フランツの三重唱も心地よかったですよ
お花さまエリザベートだとゾフィーとの掛け合いもピッタリとハマりますね。
剣 幸さん、声量はある方だと思うんですが、妙な抑揚があって私には合いませんでした。
お花さま×香寿たつきゾフィーは安心して聞いていられますね。
私、中身が子どもなので、強いお母さん大好き~
私の母もかなり強かったですからね~。
なので、好きな2曲『皇后の務め』、『皇后の勝利』がストレスなく聞けてスッキリしました。
馬も振り回される演技もありませんでしたけどね。
★熱い男にハマった!?井上トート
井上芳雄さんといえば、実はこれまでWOWOWのCMしか見たことがなかったんですよ。
あの熱血な感じと、黄泉の帝王トートがあんまり結びつかなくて、正直最初はどうなのかなと思っていました。
それが舞台が始まって見ると、多くの方がハマる理由がなんだかわかりました。
ハートがとても熱い方なんですね~
演じることが好きで好きでたまらないって感じでこっちまでボルテージが上がってしまいます。
あの熱演に心が化学反応を起こしちゃうんでしょうか~
黄泉の帝王なのでスーッとした立ち姿を見ると、まるで体温がないんじゃないかと思うくらい。
なのに、子ルドルフが猫を殺したといったところではギョッとしたり、ルドルフのキッスにたじろいだり、『マラディ』でシシィが泣き崩れたところでうれしそうにパッと早変わりするところなど妙に人間っぽいのがツボでした。
『マラディ』のめっちゃうれしそうなトート、戻るの早すぎ
すかさず迫りまくってるし~
ドクターのコートがキレイに弧を描いて飛んで行ってなんだかおもしろかったです。
冷たく滑らかな手で操っているかと思えばこの熱さ、その落差にハマってしまいそう~。
ルドルフとの『闇が広がる』もその滑らかな手とSっぽい瞳、とっても美しかったです~
身長差から考えれば城田トートのほうが見栄えがするんですが、私は井上トートの『闇広』のほうが好きだなあ。
シースルーの衣裳さばきも素敵ですよね。
★やさぐれた感じがGoodな育ルキーニ
山崎育三郎さんは、これまで 「レ・ミゼラブル」マリウス役など好青年の役が多かったように思います。
それがルキーニ?と思いましたが、 意外と似合ってました。
『キッチュ』 の時は客の手拍子を煽ったりして楽しかったです。
時々、ふと好青年の顔になるんですが、それはこのルックスなんで仕方がないのかな。
今はちょっと物足りない気もするけれど、これからどんどんルキーニらしくなっていくのではないでしょうか。
この時は、小道具の小鳥が客席に飛んで行ってしまったんですよ
「どこに行ったの~?」と、急におネェになってしまう育ルキーニ。
小鳥は戻ってきたんですが、小鳥を使った芝居はナシに。
★そのほかのキャスト
歌えるフランツだと思うけど、私は北翔さんの歌い方のほうが好き
歌の上手い下手は置いといて、なんだかあの抑揚がツボ。
『エリザベート 開けてくれ~』
あれ気持ちよかったなあ~
城田トートと組むとビジュアル的にくらくらしそう~。
なんだかそのまま『ルドルフ 〜ザ・ラスト・キス〜』につながりそうなルドルフでした。
でも、トートとの絡みが良いのは井上トートとかな~。
京本大我ルドルフを見れなかったのだけが残念です。
ついでに京本大我ルドルフも置いときます。
写真はありませんが、トートダンサーのみなさんすごいですね
素敵に踊れる方ばかりでさすがです。
そのパフォーマンスにうっとり~
少しの間、黄泉の時間をともにすることができて幸せでした。
終演後、ぽぉ~としながら池袋に向かったら、初めて迷って夜行バスに乗り遅れるところでした。
東京に住んでいたら、夜行バスのバス代でチケット後2枚くらいは買えるんですよね。
移住しちゃおうかなあ、もう。
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